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2008年8月 5日 (火)

ああ、赤塚不二夫逝く。下落合焼きとりムービー。

マンガ界の巨星が消えてしまった。ここ数日、いろいろなところで論評されている。何年も意識が戻らず寝たきりであったのを知っていた。やっと楽になったと思う。天才であった。ワタクシが思うに、赤塚不二夫は、この世をギャグで切り返す。人生はギャグだ。それと、酒なくてなんの人生か、の人。なんといっても下落合の赤塚不二夫である。さびしいよ。うちの女房がやっている花屋を何回か使っていただいて、ワタクシがお届けに上がったこともあった。同級生が中井の商店会の役員をやっていた。地元の赤塚さんにお願いにいくとよく協力していただいたと聞いたことがある。こちらは隣りの町会なのでうらやましかった。

全盛期のころ、どこかに試合に行くのか、よく下落合駅にフジオプロの草野球のチームが集まっていたのを思い出す。大量のアシスタントたちのチームだろう。30年くらい前の話。

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さてその頃、赤塚不二夫の伝説の映画。昭和54年。1979年。知る人は知る、「下落合焼とりムービー」。全編ハチャメチャ。誰かが笑えないギャグの連発と書いていた。山本晋也がポルノではない一般映画を初めて監督し、所ジョージ、タモリ、柄本明、佐藤B作、宇崎竜童、内藤陳、たこ八郎、団しん也、アルフィー、近江俊郎、高見恭子、グッチ祐三、モト冬樹、ウガンダトラ、鳥居恵子、司美穂、赤塚不二夫。もちろん資料を見ながら書いている。え、この伝説の映画に出ていたの、そうだったの、という人が多い。

Img_2555 当時のビッグネームは近江俊郎だけで、制作配給の東映では他の誰も知らなかったとか。こんな映画があったとは地元の下落合の住民にはほとんど知られていない。

Img_2556 Img_2558 1996年。こんな本出したのか、と軽く買って読んだ。「下落合シネマ酔館」小学館。赤塚不二夫とやまさき十三の対談形式。映画を愛してやまぬ二人の果てしない対話。抱腹絶倒、笑止千万、罵詈雑言。ギャグ満載の酩酊対談集という腰巻。赤塚不二夫の映画好きはよく知られている。なかなかおもしろかった。

Img_2557 この本の中の写真だが。TV番組にまでなった還暦記念イベント。シェーをやっている打ち上げ風景。右から高井研一郎、山田紫、本人、山本晋也、林家喜久蔵、小野ヤスシ、なぎら健壱、古谷三敏。実は、この舞台は今はなき下落合駅前の山楽ホテルの宴会場なのだ。山楽ホテル。幾多の映画のロケセットに使われた下落合駅前の有名ホテル。下落合に山楽ホテルありと、知っていた人は限りなく少ないが、ペーソス溢れるホテルだった。今は駐車場になっている。おやじさんはまだ元気。評判の良い息子も毎朝、道路を掃除している。

Img_2559 Img_2560 最後に、ユニクロのマンガTシャツ。うなぎ犬。愛用している。ニャロメもケムンパスも出してくれないかな。キャラクターが多いから、もっともっと出してくれ。反体制猫なんて素晴らしい。菊千代も良かった。これは七人の侍の三船がやった菊千代からきていることを山本晋也が話していた。

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コメント

新潟の看板屋で働いていた事があるようで、新潟では赤塚さんは新潟出身と思われていました。
赤塚という地名もあったのでそれがこじつけられて伝わったのかも知れません。

投稿: 秋山 | 2008年8月 7日 (木) 09時18分

どうも、まいど。生まれは満州で、父はソビエト軍に連行され、46年母の故郷の奈良に引き揚げ、49年に父帰国。父の故郷の新潟で中学卒業後市内の看板屋に2年働いて上京。マンガ少年として貧乏な修行時代を過ごす、というのが経歴です。
赤塚不二夫 山楽ホテルでググルと、http://jp.youtube.com/watch?v=Po2met3_0OE
下落合の山楽ホテルの記念イベントがあります。おもしろい。ファンには必見。

投稿: テツオ | 2008年8月 8日 (金) 13時46分

こんにちは。^^
赤塚不二夫とホテル山楽の存在は、それぞれいずれ取り上げようと思っていたのに、亡くなってしまいました。リアルタイムに存在していると、どうしても「いつでも書ける」・・・と油断して思いがちなのが、いけないのですね。『下落合焼き鳥ムービー』は懐かしいです。『下落合シネマ酔館』も、ふたりのやり取りが面白くて強く印象に残っています。
ホテル山楽は、子供の行事の関係から毎年お邪魔していたのですが、そのときにもっと写真をたくさん撮っておけばよかったと、いまさらながら悔やんでいます。
このあとの、ロープの結び方のアーティクルともども、とても面白かったです。あまり好きな活動ではありませんでしたが、ボーイスカウトに加盟すると、真っ先に習うロープの結び方が「もやい結び」でした。

投稿: Chinchiko Papa | 2008年8月28日 (木) 18時10分


うわ、どうも。ありがとうございます。こんな、マイナーというか特殊限定守備範囲のマニアブログにまでお越しいただいて恐縮至極でございます。お口汚しではなくお目々を汚して恐懼に耐えません。同じブログで同じような特殊限定守備範囲は似ておりますが、品質の差とエネルギッシュな勢いの違いは歴然であり、お恥ずかしい次第でございます。

投稿: テツオ | 2008年8月28日 (木) 23時42分

<新潟では赤塚さんは新潟出身と思われて

赤塚不二夫さんは戸籍上は新潟県出身なので、それで正しいのですよ。wikipediaにも書かれてます。父親の故郷が新潟で本籍だから。戦後暫く三重の母の実家に住んだのは、父がシベリア抑留で不在だったからでしょう。

そもそも満州国は正式に国ではないし。満州平原生まれと書いたら問題ありげ

にしても新潟は高橋留美子さんとか、すごい漫画家がひしめいてますね

投稿: しうまい | 2008年9月 8日 (月) 17時28分

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