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2009年6月 5日 (金)

イナンバのメジナ

久々の磯釣りネタ。09年6月初旬現在、磯釣り界で最大の事件は5月からのイナンバのメジナ爆発であろう。なに、知らない。そういう方は、そりゃあ、ちょっと、磯釣りのつっこみ方のレベルが違うかな。すれ違いだ。申し訳ない。

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なにしろ、60センチオーバーのメジナが渡礁できる日並みには連日釣れているのだ。イナンバを知っている方。そりゃあ、あのイナンバまで行けば釣れるのだろうなと考えている磯釣り師、いやメジナ師の方。違う。こんなことが例年ある訳ではない。ある訳がないです。過去、このような爆釣はなかった。クチジロの70、いや75オーバーとメジナの60オーバーの難易度を比較すると、どちらも難しいが、メジナに軍配が上がるかも知れないほどだ。60センチオーバーをなんとしても釣りたいと思っているメジナ師は、今、この機会に万難を排して行かなければ、一生釣れないかも知れない。釣れる可能性の高いところに身を置いて釣りをするというのが正確だ。可能性は普通では圧倒的に低いから、この事実は重みを持つ。普通では宝くじだ。正確に書くと、次のようになる。宝くじ確率が、まあ、10分の1くらいの確率に下がるのだ。

釣り場は、全景の写真の左に低く伸びているところが右本場、その裏にワンドをはさんで左本場があるが見えない。

Img_0198_3 Img_0199 写真は右本場右の渡礁。われわれ3人が乗った右本場左から撮影。右左は船から岩礁を見ての呼称となっている。ここに最初は5人乗った。岩礁に下りるのを乗るというのが普通だ。狭いので1人はその後四畳半に移動。

渡礁前の右本場の全景。右本場右の出っ張りと右本場左の出っ張りが見えるだろうか。磯の名前がややこしい。

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現在、09年6月初旬、イナンバはいろいろな自然条件が重なってそういう状況になっている。いつまで続くか分からない。いつ、パッタリ終わってしまうのか分からない。しかしながら、このニュースが電光のように広がっていて、押すな押すなの盛況である。まず、予約が取れない。予約が取れた日に行けるかどうか分からない。それを覚悟で予約を入れておく。凪かどうかは、あたりまえだが平日、休日には関係ない。凪だ、という日にはいつでも行ける人であることが条件だ。普通の人から見ると異常だ。

さて、わたくしは、そのような異常ではない。それほど釣りをしたいとは思わなくなっている。さらに、メジナはそれほど釣りたくない。コマセの弊害に関して、いささかの抵抗感もある。磯釣り師であったが、メジナ師であったことはない。メジナ釣りは釣行の1割以下しかやらないだろうな。磯釣り釣行そのものも少なくなっている。うーん、どうでもよいが、長い。早く要点を簡潔に書け。申し訳ない。

釣れている、明日は凪で渡渉できるから釣りに行くという釣り師がいる。わたくしの先輩もその一人。長い年月そういうことをやっている人では一番かも知れない。そういう釣り師が50人くらいと、その予備軍200人くらいが伊豆下田には、平日に入れ替わり、立ち替わり押し寄せている。カレンダーの休日はない。休日はむしろ敬遠しているのだ。この先輩から行こうと誘われた。そういう釣り師の周辺にわたくしのような、いいかげん釣り師が取り囲んでいるわけだ。

渡船代は32000円。安くはない。詳しくは賀寿丸のホームページ。

http://www1.odn.ne.jp/kouzukazumaru/

釣果も詳しく出ている。行った本日の6月4日はメジナ13人で60オーバーは一枚のみ。クチブトメジナ多数。われわれの仲間3人も右本場の左でクチブトメジナ多数のみ。最大48くらいかな。イナンバでは放流サイズ。というか、イナンバでの価値観の問題。この日は反対側の四畳半側が良かった。

Img_0206_2 これまで、イナンバの位置関係はよく分からなかった。御蔵島と八丈島の中間にある。

写真で66とあるところ。下田からの中間くらいに神津島がある。行きは神津に寄ったが帰りは直行で2時間半くらい。驚くほど船足が早い。昔の海軍魚雷艇がこんな感じではないかと想像する。最大37ノットだそうだ。

わたくしは、ハリス8号、道糸8号。これがイナンバでの普通であろう。ただし道糸はハリスより2段くらい細くても良い。手間をかけてハリスのチモト補強をしている人がいるかも知れない。ハリス10号でも喰うとか聞いた。やはり超大物はハリス切れが多いそうだ。尾長メジナは歯がきつい。飲まれたら切られる。飲まれなければ過大強度となる。竿は3号が標準かも。フカセのメジナ師は4号はまず使わないだろう。

わたくしは当ブログのリンクにある、

http://sakaeya.press.ne.jp/syuminopeiji.htm

の「自称日本一の釣り好き酒屋さん」が改造した4号。以前に譲っていただいたもの。ガイドを標準より増やしているので道糸がタイトになって使いやすい。

Img_0209 Img_0211 写真を見ると、普通よりはるかに多いガイドが分かる。木製の石突きに改造も良い。満点だ。スピニングリールは下に付け、両軸は上に付けるので、ラインとガイドと竿の曲がりがどうなるかがその理由だ。詳細は省略。リールはアブ6500C。スタードラグのタイプのリールは当日、当然だが他には誰も使っていない。普通のスピニングリールが定番であり、メジナ師にはそれが常識だろう。メジナ師はまず使わない。6500番なら60でも65オーバーでも不安なく取れる道具だったが、こんな、おっとり刀のメジナ半素人には、掛からなかった。いや半素人ではなく素人かも。(いつでもメジナのことが頭から離れないのが玄人レベル)結局、熱意の不足と技術不足、経験不足のなせる技か。

Img_0208 ついでだから、わたくしの使っているメジナの道具を並べた。右から4号にアブの6500番、3号に5500番、2号に3500番、1号に2500番。このほかにインナーライン竿のラインナップは強風、雨天、夜釣りが主で、使い分ける。より強い5号竿もある。竿もリールも複数なのでいったいどれだけあるか数えないとよく分からない。ここまでは長期間の年期の入ったこだわりの釣り師なら普通に近い。わたくしが異常なのは、こういう状態でほとんどコマセ釣りに行かない、というかそれほど好きではないことだ。全状況対応型待機状態の道具の悲劇と論評しておこう。まったく使わないスピニングリールがもっともかわいそうである。待機する意義と使命はあるのだ。

Img_0212 バッカンの3段重ねの写真。赤の大は40センチ。荒磯メジナの定番。オキアミコマセが1枚入る。12キロだ。それぞれ、弁当飲み物、濡れるものを入れる。

Img_0207_2 写真のクーラーは自分が持っている中で、35Lの中型。ほとんど使っていない。シマノの24Lの細長いのが好きだ。自分が釣ったのはごく一部で仲間のイナンバの放流サイズを持ち帰った。1キロから2キロが15枚くらいあるかな。他に神津島のイサキの夜釣り用の50Lがあるがいつも底に申しわけ程度しか釣っていない。50Lと35Lの2個持っていく必要があると豪語するのを聞いたことがある。そこまで釣りたくない。

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