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2010年10月21日 (木)

神津島のクチジロ

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久々の磯釣りネタ。というか、ずっと更新していない。17日のウチの潮風会10月例会。神津島の恩馳のカドに一番で飛び降りた。幾多の記録物があがっている名礁。2人だったらカツオアサラもあるけど、3人ではカドね。なぜか、日頃の行いもよく、べたなぎ。恩馳はどこも水深がない。こんなところでと思うほど。

いつもこのブログに登場しているB先輩は10月2日に神津の二八でやって、12日には神津のツキダシでやって、イシガキをいやというほど釣っている。固定読者はあの人ねという。ここのところ釣りのおさそいに、こちらのつきあいが悪いから、詳しい情報を得ていなかった。しかし、え、え、というほどの釣行はないようだ。というか普通のレベルではぜいたくすぎる釣果は当たり前。イシガキを10匹釣っても、15匹釣れようが、驚くに足りない。夜釣りで、40cm超のイサキを30釣ってもそんなものだろう程度。メジナしかり。春に僅かミリ足りない60cmは釣っている。普通ではおまけで快挙だ。

現在、神津のイシガキの喰いは異常。ものすごいから、80回エサを付け替えられるだけ持っていかないと駄目だよと話してくれた。なに。そうなのか。と前夜土曜にB先輩と久しぶりに携帯で話したところ、なんと、ウド根に行っての帰路だ、白浜通過中だという。唖然。12日神津、15日にウド根か。土曜日曜にはまず釣りに行かない種族だが。いやはや、なんとも。ウニ60個という経験はよくある。エサの種類は関係なく、なんでも一緒だ。ウニだと発泡スチロールに2箱となる。とにかく80回分だ。一日中忙しい。あっというまにガツガツ、ゴツンゴツン、グングーンと。この情景は分かる。経験もある。疲れる。水深のあるところはやっていられない。浅いところでなければ体力がもたない。渡船の賀寿丸HPにも同様に書いてある。

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で、今回のカドでは、なんと後輩のH君が見事に釣り上げた。おめでとう。この言葉につきる。苦節を重ねた歳月。本人も感激。拙も先輩としてうれしい。貸切で一緒にカドに上がったのは、0君とH君。優秀な後輩だ。なによりも先輩をちゃんと立ててくれるし。学釣連出身の0君はさすがにサラブレッドだが、やや、いやかなり太めだ。若いけど、ぽっと出のそこらの磯釣り師とは知識見識もこだわりも違う。男女群島にも通うのだから、不肖ワタクシも及ばないところがある。それは若さと、体力か。立派な実績もある。その実績を横目で見ていたのがH君だ。H君は夫婦で八丈のカンナギに乗って大判の石物を狙ってきたという理想的な境遇にある。現在1歳のベイビーがいて、しばらくたいへんだろうが。やっと面目をはたした。嫁もよろこんでいるという。

これが長谷川君の釣り座です。義経、ひらったい、遠くに小さく見えるカツオアサラです。

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これが0君。2キロを超えなかった。放流もあるから、イシガキの数釣り。

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同様だが、不肖わたくしはこれ。苦笑いしておりますが。と、、。

実は、どうにもならないモンスタークラスに竿を伸されてしまって、痛恨の不覚をくらったのだ。ああ、これから以下は蛇足だからそのつもりで。書かずもがなのくだり。

しかし、ああ、体力が。いや、老いなのか。カドはハエ根がきつい。沖に走ってくれていたら。本当にモンスターかって。それくらいは分かる経験はある。またまた、自己更新記録のチャンスを逸した。

小西英人さんの釣りの文章の文体をパクル。ゴメンナサイ。

ぐわん、ぐーん。竿茂が満月。ぎゅーーと右横に走られた。ハエ根が伸びている。耐える。スローモーションでぎゅーーー、腰をさらに落として、両手でリール上をこらえる。かまわず、ぎゅーー、ぎゅーーん。ビタ。

うわわ、こりゃでかい。ハエ根に突っ込んだよ、どうしよう、どうしよう。いちかばちかしかない。フリーにして糸を出して、ドラグを少し緩めてから、そーっと巻き込み、両手で竿を、あおる瞬間は滑らないように道糸ごとつかんで、力をこめて、そーれ、よいしょ。

バレーボールではない。そーれ。んんんんーんと力一杯、あ、反転した、ぎゅーん、ぐーーー、ドラグが滑って糸が出ている。狙い通り。一瞬、どうしよう、フリーにしたら沖に走ってくれるだろうか、このまま、やりとりでなんとかなるか、、、、。微妙なドラグ張力で数回巻く、糸が出る。ドラグが滑らないように、両手で道糸ごと竿をつかむ。起こす。糸が出る。微妙に出ることによって、竿はなんとか伸されていない。また数回巻く。根の少し先まで進んでビタ。うわーー、でかすぎる。もうだめだ。どうしよう、どうしよう。

なぎだから、左の下の海面際まで下りることができる。フジツボだらけ、根が右で、角度が多少でも緩く、また、多少でも前方の位置からとなる。もう一度、同じことをやった。ほぼあきらめていたが。あああ、反転した。出た。出たぞ。なんとか持ってくれ。糸は根に当たっているはずだから、傷が、、、多分ささくれだろう。また、圧倒的な力でぎゅーーん。さらに、泳力を増した体勢なのだろう、いままでにないスピードで、ぎゅーーー。耐えられない。竿が伸された。ぐわん、ぷつん。終わった。

体力が落ちたら、剛竿よりも、標準から弱めの竿の方が超大物には有利なのだ。それが、竿茂の剛竿を持ってきてしまった。普通の大物サイズなら関係ない。70以下くらいだったなら引きは記憶に残っていて、上げているからこの竿で体力が落ちてもなんとか取れたかも知れない。竿茂のくだりを沼津の社長とネットでやりとりしていたから、竿茂のイシダイ竿をたまには使ってあげないと、、と考えたのだ。

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で、竿茂石鯛竿の雄姿を写真に撮って、ネタにあげようかなと考えてしまったのだ。竿茂の穂先はかなりの曲がりぐせがついてしまった。近いうちに火入れをしなければ。と、家で見たら、かなり戻っていた。

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竿茂の焼き印はちょっと見にはゴミのように目立たない。あっけないほどの焼き印です。

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コメント

自己レスです。
記事中の沼津の社長のブログです。
http://www.fujisawa-tk.jp/blog.php?itemid=339
「西伊豆は菜っ葉潮」に関連コメントをしました。
当ブログの沼津の竿茂の記事です。いかに剛竿か書いてあります。
右側の記事ランキングや、竹竿カテゴリーからたどってもいくことができます。
http://siokaze1.cocolog-nifty.com/sakanachann/2007/07/post_229b.html
沼津の社長とのやりとりは、
竿茂中通し記事の
http://www.fujisawa-tk.jp/blog.php?itemid=101
と竿茂一門の石鯛竿記事
http://www.fujisawa-tk.jp/blog.php?itemid=294
にそれぞれコメントがあります。
多分現在のところ、竿茂を語っている日本唯一の資料だと思います。関心のある方はぜひご覧下さい。

投稿: 潮風 | 2010年10月24日 (日) 06時22分

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