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2013年2月 3日 (日)

アルコールストーブその18


その17のコメントで、@本家グルーブストーブの@りるびわ~くす(LittleBitWorks)さんが600ccフットウ関連を書いてくれた。22ccの水温9度とか。で、またバリエーションのひとつを作って、なんとか追走するべくテストしてみた。
底の形によって燃料残りとなる弱点があった。普通、底が絞られているから内側のグルーブは底にまで届かないのだ。最後のところで加熱状態の燃料が無駄になる。
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だから、底が平面で絞られていない缶を探した。スチールのコーヒー缶によいのがあった。これは絞りが少ない。そのつもりでいろいろな缶を見ると分かる。が、それ以上の良いのを見つけた。はごろもフーズのグリーンピースがピッタリ。径が僅かに大きいようだがこれも好都合。
写真のように、底までストンとなっていてまったく絞られていない。スチールだから強度十分だ。安心感もある。
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グルーブの部分はポッカアロマスチール缶切り出しを使った。これも強度あり。五徳としては少しも不安感はない。よく見るとこの缶には強度を出すため最初から13のヒダがある。その上から折り目を入れた。つまり折り目のマークを入れる必要がない。首だし14ミリになるように切り出した。このくらいが一番良いかなと想像したのだ。
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いつものカップにはギリギリ600入る。ふちいっぱい、なみなみだ。以前紹介した東京トップのメタクッカーだ。径は115ミリ。水温は15度。よしがんばれよ、と着火。iphoneのストップウォッチを押したらすぐにフルパワーになる。カップを載せて炎を見る。よし、いい調子だぞ。
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結果は燃料切れが9分ちょい。90度を1度か2度超えた。ウーン、やはりもう少しだった。フタナシだから、フタがあったら、ギリチョンでいったかもと思った。載せるカップの直径がもう少し大きいほうがよいかもと思った。これは14ミリ首だしだが、12ミリではどうか。アルミの20ミリとスチールの10ミリのテストはすでに書いている。ただし、10ミリは現在、底を内側にかなりひねったので8ミリになってしまった。

首出しが長いと強火力、燃料大飲み。短いとその逆となるはず。見た目の炎で8ミリ首出しはさすがに火力弱くて長時間型。結果的に温度は少し向上した。しかし、タイムはあまり変わらない。
で、8ミリでは9分30ちょいで燃料切れ。こいつが95度までいった。52ミリ缶である。炎の径はやや小さく見える。ワタクシの場合、小さいこと、小さいシステム用件は重要だ。大きいのはアウトドアに持ち出す気にならないからだ。

スチールコーヒー缶とグリーンピース缶のカットは高さが違う。グリーンピースに8ミリを入れると首だし4ミリとなった。よし、この長時間型でカップ底面積の大きいスノーピーク900でフタ。再度チャレンジした。
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炎はかなり小さい。先達が書いていたダイエンジョウの兆候であるという炎が垂れ下がってきた。4ミリしかないのだから、噴出が盛んになれば横から下に回ると予想できる。お、あれが出現するのかな。燃料が多かったり、カップ底が大きいと出るという。そこまでいかなかった。熱暴走、大炎上にいたらなかった。だがしかし、テスト結果は12分で92度くらいまで。あーあ、難しい。
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何かが足りない。直載せではなく、別五徳スタイルとターボチューブの組み合わせはまだやっていない。ターボチューブ首出しの長さも変化あるし、順列組合せはたくさんあって面倒臭いことおびただしくなっちゃうなあ。
どうも、フタの有る無しは僅かの違いしかないように思える。また、強火力、短時間型で自然放熱が追いつかないくらいのスピードが必要なのか。気温も自然冷却に関係する。気流は静止だが、気圧だってそうだ。これは主に沸騰温度の変化だな。そうか、これこそ正に泥沼にはまっているというのだろう。このあたり読んで笑っている人たちはアルスト達人ですね。
以前は400フットウテストがほとんど。まだ600フットウテストをやっていないヤツで、健闘したのがある。えーと、400フットウ時間と、その後の燃料切れタイム比率が150%に近いのがあった。カップ底距離の微調整で可能性は大いにある。シロウトの熱量計算では、いけるはずなんだけど。しっかし、シッカシ、メンドクサクなったなあ。もう気力が続かないかも。


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コメント

潮風さん、こんばんは。

最後の写真をベースに説明させて頂きます。

1)ストーブ本体の素材はアルミがお勧めです。アルミ缶の方が薄く熱容量が少ないためです。自分の実験ではアルミと鉄の性質の違いよりも素材の薄さの影響が大です。
2)燃料の残りは底に紙を挟む等して対応して下さい。詳しくは拙ブログをご参照下さい。
3)本体から保護皿に熱が逃げています。本体の下に板等の断熱材を敷いて下さい。
4)温度測定で熱損失がかなり発生します。温度計入れっぱなしはお勧めしません。温度の測定は最低限に抑えて下さい。もしくは電気ポット等で沸かしたお湯で温度計を温めてから都度測定して下さい。
5)52mm直径ストーブ本体とスノーピーク900の組み合わせだと、首だしは10~15mmぐらいが最適と思います。炎が30度程度の角度になるのが一番効率が良いです。
6)クッカーを載せたままで着火して下さい。余熱時の燃料消費は無駄でしかありません。詳しくは拙ブログをご参照下さい。
7)クッカーの蓋はあった方が良いです。
8)風防を併用すると多少効率が向上します。ただし熱暴走を防止するため、本体と風防の間は最低20mm確保して下さい。

燃料20mlで600mlの湯沸しは、グルーブだと直載せでイケます。
あともう少しです。頑張って下さい。

投稿: りるびわ~くす | 2013年2月 5日 (火) 00時01分

ありがとうございます。
20ccの600ccというのは非常に良い燃焼テストだなとかんじます。さらに上の段階ではそのタイムもある。カップとか風防とか総合性能も問われる。いろいろやって遊んでみます。アルストマニアもこういうことやっていない人が多いように感じる。

投稿: 潮風 | 2013年2月 5日 (火) 11時09分

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